中期経営計画は、2017年3月期が最終年度となります。2016年3月期は消費増税の反動減から脱し、契約高、売上高、営業利益共に前期を上回りました。
その中で、2017年3月期は、現実面を踏まえ、売上高136億円、営業利益率5.6%、ROE9.7%と業績予想しており、中期経営計画との差異が発生しています。過去4年間の推移から、その差異は以下を主要因とするものです。
これらはいずれも、当社のさらなる成長および事業基盤強化に不可欠なものと捉えております。また、最重要課題の営業力強化につきましては、質の面で、研修制度や資格制度を導入し着々と進めている状況にあります。量の拡充は、販社再編から遅れてはいるものの、4月に2拠点(京都府久御山市、長野県松本市)がオープンし、10月にはさらに2拠点(埼玉県川口市、大分県大分市)がオープンしました。またBESS全体での採用活動の継続および質面強化による定着率向上も図ってまいります。
当社においては、業績予想を単年度の現実的な計画と捉える一方、中期経営計画の高い目標こそが当社のさらなる成長を促進するとの考えから、その旗を降ろすことなく邁進していく所存であります。