当社は、BESS事業(自然派個性住宅の製造・販売)において、新商品の販売を開始しましたので、お知らせいたします。
当社のBESS事業は、近年、ログハウス以外の商品ウェイトが高くなってきていますが、そもそもログハウスからスタートした事業です。創業当時は、別荘イメージの強かったログハウスを自宅用に開発し、そのマーケットを広げてきました。現在、国内のログハウス市場の過半のシェアを占めています。
今般、当社は、この大きな強みである、BESSの原点ともいえるログハウスを軸に、更なるマーケット拡大に向け、2014年11月から新世代ログハウス「G-LOG」を発売いたします。
「G-LOG」のGはGlocalのGです。木の文化に親しんできた日本の感性で作り、世界に発信しても認められる新世代ログハウスを目指しました。堂々、木の家の頂点であるログハウスの強さ、自然に包まれる優しさをあわせ持つ魅力を新たな空間デザインで表現。外観はシャープな三角屋根が目をひく、きりりとした印象です。2階軒下には新たな提案となる「NIDO」という“超ベランダ”空間を用意、今までにない暮らしの広がりを作ります。また新開発のBESSオリジナル「セミオペーク塗料」はメンテナンスの頻度を減らして長寿命を実現する画期的な塗料。ログハウス暮らしに必要な“ひと手間”を軽減します。G-LOGは、BESSがつくったログハウスのいちばん進んだかたち。ログライフの楽しさを大きく広げます。
外気のさわやかさと、守られている安心感。―軒下は、家の中でも外でもない中間領域。かつての日本の家は、そんな中間領域での暮らしの文化がありました。それが効率を追う現代の風潮の中で、いつの間にか姿を消してしまった…。BESSは、懐の深い日本文化の象徴ともいうべき、軒下に、いま一度価値を見出すことで、新たな生活様式を生み出したいと考えました。それが同じ軒下でも“空中”が楽しめる軒下です。
G-LOGでは、この空中軒下を新たな暮らしスペースとして提案。とんがり屋根の大きな軒下に広がる、十畳ほどもある“超ベランダ空間”。屋根で太陽の直射や雨をさえぎりながら、風通しがいい軒下は、家の内と外をひとつながりにして、季節を感じながら自然体で暮らす楽しみを広げます。イタリア語で「巣」を意味する「NIDO(ニド)」と名付けたこのスペースは、いままでになかった暮らしを生みだす、もうひとつの部屋です。
通常、住宅では外壁に囲まれた延床面積を有効な面積としています。G-LOGでは、これとは異なる「暮らし面積」の考えを持っています。
2階ロフトから大開口で「NIDO」へとつながる空間は、まるで空につながっていく空中リビングのよう。
実面積以上に広さを体感できる空間です。
- <特長1>強い構造×ログ壁制振
- ログハウスは、ログ(丸太材)を交互に組み上げてつくる、シンプルで丈夫な構造の家。横組みにしたログをダボでつなぎあわせた一体型の構造は、”生まれつき”のログハウスの強さです。加えて、地震が発生するとログ材が一本一本ずれながら摩擦力を発揮して、しなやかに揺れを吸収。ログ壁自体が「制振装置」の役割を果たすことも実証されています。
- <特長2>長寿命×高耐候性
- ログハウスは数少ない「200年住宅」の実績がある家。欧州では築300年超のログハウスがあり、日本では築1400年の正倉院がログハウスと同じ構造です。手入れをすれば、長期間の利用も可能です。そして、G-LOGでは、新開発で耐候性を増したBESSオリジナルの新開発塗料「セミオペーク」を採用。メンテナンスの頻度を減らしながら長寿命を実現するログ業界初の取り組みを行っています。BESSのログハウスは、安心して長く住み続けられる木の家です。
- <特長3>健康住宅×低炭素住宅
- 多くの樹木を使うログハウスに暮らすことは、森の中で暮らすようなもの。森の湿度調整機能はカビを発生させにくく、且つ天然のエアコン効果をもたらします。加えてG-LOGはエネルギー消費量10%削減を実現する「認定低炭素住宅」。建て替え時の地球環境負荷をなくした「長期優良住宅」としても認定され、さまざまな優遇制度を受けることができます。
商品名 |
G-LOG |
工法 |
丸太組構法 |
ログ材 |
北欧産パイン材 ※オプション仕様 国産杉 |
規模 |
1F面積 |
56.31m2(17.0坪) |
2F面積 |
50.72m2(15.3坪) |
延床面積 |
107.3m2(32.4坪) |
デッキ |
16.56m2(5坪) |
NIDO |
16.56m2(5坪) |
総床面積 |
140.15m2(42.4坪) |
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価格(税込) |
2,050万円 ※建築地域の条件により価格は異なります。 |